尿ナトカリ比(尿ナトリウム/カリウム比)は、減塩とカリウム摂取増加の指標として、腎臓病含め、高血圧や脳卒中、心臓病の予防に活用されることが期待されています。
日本高血圧学会は10月上旬に、日本人のための尿ナトカリ比の目標値と適切な評価方法を提唱しました1)。
健常な日本人における目標値(疾患を有する患者は除く)として、
・実現可能目標 平均尿ナトカリ比 4未満
・至適目標 平均尿ナトカリ比 2未満
が設定され、まずは実現可能目標を達成してから、至適目標達成に向けて進めていくという段階的な目標が設定されました。
尿ナトカリ比の評価方法及びその他詳細は下記よりご確認ください。
日本高血圧学会 尿ナトリウム/カリウム比(尿ナトカリ比)ワーキンググループ コンセンサスステートメントの発表について