IMPROVING MEDICAL STANDARDS
診療水準の向上
概要
目的
CKD診療を担う全ての医療従事者が、各種ガイドライン等で推奨されている良質で適切な診療を実践すること、また、関連する疾患の治療との連携を強化することにより、CKD重症化予防の徹底を図ることが目的である。
課題
- 各種ガイドライン等に不統一に様々な名称が付されており、利用すべき対象者が明確ではない部分がある。
- 各種ガイドライン等で、一部推奨内容の不一致がみられる。
- メディカルスタッフ、かかりつけ医等への各種ガイドライン等の普及が十分とはいえない。
- 腎臓専門医療機関等と糖尿病など関連する疾病の専門医療機関等との連携基準が明確ではない部分がある。
今後実施すべき取組
- 関連学会等が合同で協議し、推奨内容を合致させたガイドライン等を作成する。
- 関連学会等は、患者、メディカルスタッフ、かかりつけ医など、利用する対象をそれぞれ明確にしたガイドライン等を作成し、関係団体や関連学会等と連携して、普及する。
- 関連学会等は、関連する疾患の専門医療機関等との連携基準等を作成し、普及する。
評価指標
- 学会横断的ガイドライン等の作成
- 対象者それぞれにおける各種ガイドライン等の普及率
- 各種ガイドライン等で推奨される診療の実施率 等